


今まで開講したワークショップ
atelier ALBAのワークショップは、参加した皆様に、テーマに沿ったテキストを最初にお配りします。このテキストは、簡単にはまとめてありますが、決して子供用には作っていません。どちらかといえば、参加してくれたお子さん方が、少し大きくなった時に、「そういえば、こんなこと聞いたことあったな。体験したことがあったな。」と、もう一度見返した時にも参考になるようにまとめてあります。
そして、ワークショップの始めには、これから手にする素材についての特徴や歴史をお話したり、そしてそれが花などの生き物であったら、生物学的に雄しべや雌しべの話をしたり、また、それが金箔というものであったら、その性質や金の値段の変動が世界の情勢と深く結びついている・・・など、物事を多角的に見ることや知ることの大切さや面白さを知ってもらい、体験してもらいながら、ワークショップに参加してもらいます。
アートは、敷居の高いかしこまったものではありません。
atelier ALBAのワークショップは、ただ、「何かを作ることを体験する」のではなく、アートを全ての世界に繋がる入り口として捉え、全ての思考を刺激しながら楽しむことをコンセプトとして進めています。
特に、お子さん達が参加してくれた時には、頭を柔軟にして、「こうして、一つのテーマからでもたくさんの知識や発見があるんだ」という体験、そして、「ちゃんと仕上げて完成できた!」という喜びを味わえるよう、講座の進め方にも気をつけています。
見て、感じて、そして発想する・・・
何よりも「想像できる力」を、過去にワークショップに参加した皆さんには自ずと当たり前に身についていてくれたら、とても嬉しいです。
大人の方も、お子さん方も、参加された皆さんが何かに興味を持った時に、その入り口として「アート」を活用してくれたら、こんな嬉しいことはありません。

【過去に開催した主なワークショップ】
*じっくり見て、感じて、絵を描こうシリーズ
『海の魚』『夏の野菜』『やさい』など
*絵で見る歴史・物語の世界シリーズ
『ギリシャ神話』『肖像画』『フェルメール・ブルー』など
*本格的な技術を体験シリーズ
『金継ぎ』『ろうけつ染め』『マーブリング』など
*絵の技法シリーズ
『テンペラ技法で額縁装飾』
『ミッショーネ技法でイニシャルデコ』など
*素材のはなし
『ガラス』『シルバー』など